日本看護研究学会第51回学術集会は、2025年8月30日（土曜日）と31日（日曜日）の2日間、石川県金沢市の石川県立音楽堂にて開催いたしました。令和6年能登半島地震からの復旧・復興支援の輪をさらに広げるために、奥能登に近い金沢市において対面形式で実施することを決定いたしました。

また、会期後の2025年9月30日（火曜日）から10月31日（金曜日）にかけて、主要なセッションのオンデマンド配信を実施し、多くの方々にご視聴いただきました。最終的に、約1,100名の皆様にご参加いただき、活発な討議と交流が繰り広げられました。ご参加くださった皆様、ならびにご支援を賜りましたすべての関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。

本学術集会のメインテーマは、“プラネタリーヘルス時代における看護学研究のグレートリセット”とし、この理念のもとに多彩なプログラムを企画いたしました。会長講演、特別講演、教育講演、シンポジウム、委員会企画、ランチョンセミナー、市民公開イベントを開催し、演題発表でも熱意に満ちた発表と建設的な意見交換が行われました。また、優れた研究成果として、口演発表2題および示説発表2題に最優秀演題賞を授与いたしました。

最後に、本学術集会が新たな知の創出と看護学研究のさらなる発展に寄与する契機となりましたことを願うとともに、日本看護研究学会の一層の発展と、会員の皆様のご健勝ならびにご活躍を心よりお祈り申し上げます。